悔しい事件

近況報告します。

弊社に泥棒が入りました。
H3年オープン以来、初めてであります。
時は、先月の4月16日金曜日の早朝3:30分頃です。
自分はドイツ出張中、ドイツのホテルで"ウトウト"していた頃、社員から電話があり「泥棒に入られました。 表のガラスを割られ商品を持ってかれました。」
それで自分が段々目が覚めてきて「何を盗まれた?車は大丈夫か?」等々、次から次へと質問をしていきました。「セコムはどうした?」「15分位で到着しましたが、もぬけの殻でした。」
弊社は工場を建てた当初よりセコムさんを導入しており、防犯体制は一応しっかりやっていたつもりでした。
そのおかげでガードマンさんが来られる10数分の間に取れる物だけ取って逃げたという感じでした。 車両は無事でした。
玄関近くには、泥棒が忘れていった"ムニャムニャ"(現在、警察が証拠品として押収されましたが)があったりしました。
今回の泥棒侵入で盗難にあったターボ単体は、ポルシェ996GT−2用で、しかも弊社で更にチューニングした物でした。
どなたかネットオークション、又は部品商に売りに来られたら連絡下さい。 弊社の物である証拠がありますので…。 勿論、お礼させて頂きます。
その他、カムシャフト×2本 これも"ムニャムニャ"用ですが・・・。
侵入手口ですが、兄貴に聞いたり(自分の実の兄は広島で警察官を30年以上やっております。)、セコムさんや今回お世話になった警察の方々も感想を言っておられましたが少しおかしな行動をしておりました。
この件は現在、自分の仲間にも相談しておりますので詳しくは説明出来ませんが弊社の商品か、もしくは"ムニャムニャ"の件で犯人の検討が付くかもしれません。 又、ご報告致します。
しかし、泥棒に入られたのは事実です。 最近の三河地区は、1ヶ月で800件以上の事件が発生しているそうです。
一度入られると忘れた頃に又、入られる事もあるそうで、"泥棒の道"などと言う獣道が出来るそうです。
そこで自分は色々と情報を仕入れ、相談して、少しづつアイメックの防犯強化をしているところです。
最近は、凄い物が販売されておりますね。
カメラ、ビデオ等は、2o位の穴があれば180°以上の範囲でズームも出来、犯人が"ムニャムニャ"していても証拠として解かるくらいセコム本部へ侵入と同時にカメラで内部の様子を送れたり、煙幕を張れたりと色々な装置がありました。
これらを弊社も今回、数種類取り付けました。
勿論お金も掛かりましたが、防犯には"これで良い"という物は未だ無いのでしょうが威嚇にはなりますね。
多分このオイラの文章も今回の犯人達は読まれるでしょうから"もう来ないでね!"とお願いしておきます。 来てもおいしい商品は無いのですから…。 そんなに危険を冒してまで来られる理由が他にあるのかな?
近頃は巧妙な手口の窃盗団がいて、オレオレ詐欺みたいに組織だって犯行しているようです。
相手はプロですから(勿論、マニアや少年も降りますが…)、下調べは必ず行っているそうです。 又、偵察班と実行班とに分かれている場合もありますので、もうこれはまるでSWAT部隊にマークされた犯人みたいなものです。 表現が悪いですが…。
車両も含め現在は、防犯及び警備会社はさぞかし忙しいでしょうね? 株でも買ってしまいましょう。
とにかく今の日本国内はバブルですよ!泥棒家業の人達にとっては・・・。
やりたい放題のこの日本国、現在の日本国憲法では加害者の人権はかなり保護され、被害にあった我々は保険以外防御するものが少ないのです。
アメリカでは自己防衛、正当防衛とかで銃の所持許可ができます。 それが良い解決方法とは思いませんが、被害にあって何も出来なかった自分達が悔しいのです。
自己防衛は必要ですが、もしも犯人達が上手く捕らえられても又すぐに再犯出来る状況の日本の法律では、泥棒パラダイスですね!

また、夜が寝られなくなった・・・。

平成16年5月14日 アイメック
鶴田昭臣