ポルシェを買いましょう パートU!

名古屋市内にアイメックナゴヤを開店しまして、早くも1ヶ月経過しました。
予想に反して現在も多くのお客様に御来店頂いております。
又、"ポルシェを購入したいので良い車を捜してくれ"というお問い合わせがあまりにも多く、対応しきれておりません事を大変申し訳なく思っております。
車種は幅広く、空冷、水冷と皆様のご要望の多さに驚いております。
車両販売の難しさ、面白さを改めて感じております。
例をあげますと、あるお客様は、
『以前よりポルシェの空冷が欲しかった。けれど相談する方も無く、情報は雑誌、CD等で得るしかなかった。又、ディーラー、ユーズドカーショップにも行きにくいのでもんもんとしていたが、以前より名前だけは知っていたアイメックが名古屋に出店したことを知り、ましてやポルシェセンターナゴヤの隣りと知ったので勇気を出して行ってみた。
色々と話をする中で、964、933に絞っていたが、現状は厳しいものだった。
良い車両は市場に出てくるのは少なく、10年以上経過しており、オイル漏れという持病の修理を覚悟しておかなければいけないし、積算メーターのマジック、事故暦等、現実を色々と説明して頂けた。
それらを理解して購入するには、車両価格プラスアルファの予算を組んでおかなければならない事、色々と教えてくれました。もちろん、頭では理解しているものの中古車雑誌を見ていると、その車種の中で魅力ある価格を見て心移りしましたが、最初からエンジンのオーバーホールを中心に修理した方が、急がば回れと言う様に、今後10年は気持良く乗れますと言う言葉を信じました。』
この様な感謝の言葉を頂きますと、より一層、気を引締めて信用、信頼を得ることの重要性を再度感じるのです。

次は、最近の水冷ポルシェの話です。
6月13〜14日は、フランス、ルマン市での24レース、そしてドイツ、ニュルブルクリンでは、やはり24Hレースと2大ロングディスタンスレースが同日に開催されました。
ル・マン24Hレースの場合、6月の第2週目と大体決まっているのですが、ドイツ、ニュルブルクリンク24Hレースの場合、ドイツ国内の連休になる祝日を開催日とする為、木曜日あたりから週末まで、お休みとなる6月13〜14日が開催日となったそうです。学校が休校となり家族総出の旅行が可能になり、お子さんが多いのはル・マンも同じですね。
今回のル・マンは、郷さんチームに女神が微笑み、長年の苦労が実ったと言うところです。
自分の興味は、やはりGTクラスのポルシェGT3、フェラーリ360の戦いでした。日本からは、初参戦のチョロQチームが大金星のクラス2位となり、主役は日本人が勝取った形をなりました。
御存知とは思いますが、ル・マンに出場するチームの上位、又は、お金のあるチームは、前年にポルシェにレースカーを予約し、ル・マンの為に予備予選も含め、毎回新車を投入します。
その新車で、各自チームのセッティングを施しレースに望みますが、〔例えは悪いですが〕他メーカーで市販のレースカーで、大幅な改造もしないで24Hのような過酷なレースに新車の状態でイキナリ勝てるような車はありません。
今回の自分の友達で、イギリスのサーテックチームから360フェラーリで参戦して、下位に完走したチームくらいです。
プロドライブの550はセミワークスですし、575はワークスでリタイヤしています。
ポルシェの凄さは、自他共に認める耐久力という信頼と言っても過言ではありません。
今年、クラス2位になられた日本人チームの努力と経験、そして3人のトップドライバーの実力もあったことは言うまでもありませんが"ポルシェって凄いな!!"と感じられた方も多いと思います。
話はニュルに移りますが、ここでもポルシェの実力を垣間見ました。
総合1・2位は昨年の雪辱を晴らしたM3 GTR(ワークス)ですが、3位はマンタイレーシングのGT3 RSです。もちろんプライベートチームです。その後がDTMカーです。
総合28位にはこれらも知り合いですが、968CSが入賞(クラス2位)しています。
スカイラインGTRが、今年は総合5位を勝取りました。

改めてポルシェの凄さをここで報告しても、それがどうしたのと思われる方々に少し弊社の方針をここで説明したいと思います。
我々の実力はちっぽけなもので、今、形ある(頭脳明晰な方々と努力と汗、そして投資したお金の結晶)車に、ちょっと色づけをさせてもらい、それを気に入ったお客様に提供しております。
日本の方々は特にブランド志向と言いますが、特に自分を引き立たせる物には興味を示され、ファッションも含め生活の一部に有名ブランドの新製品を先にとお買い求められます。ルイヴィトン、エルメス、ロレックス等々、その中でも限られた方々は、そのメーカーにも自分専用のデザイン変更を求められておられます。
私共は、その方々の気持を察して、車でもそれらの要求に1つ1つ答えておるつもりです。
それも最高級の物の改良です。
このことは、何度となく説明してきたつもりです。
特に、ポルシェというその世界でも最高のものでも、まだまだチューニングの要素があります。
現在は、ポルシェの価格が中古車市場でもお買い求め易くなりまた。
ポルシェで通勤、お買物、お子様のお見送りと日常で使ってみてください。とても使い易く、いつも新鮮ですよ。
周りの目がチョッとという方々、他人はそんなに気にしていません。
美人も3日見れば飽きると言うではありませんか…。
勇気を持ってポルシェオーナーになりましょう。
もちろん、最初は中古車でO.Kです。

大袈裟ですが、人生が変わりますよ!!

平成16年6月24 アイメック
鶴田昭臣